2012.03.26(mon) ”ファインダーブルース” 野田昌志 Film-Show& 光風 @ PONY'STOY ANNIVERSARY PARTY

 福岡にいる時、好きなミュージシャンのライブスケジュールを見て、
よく出て来る場所が横浜THUMBS UPであったり、新百合ヶ丘のCHITCHAT、秋田のHAIR GROOVIN BOOだったり、どんなとこでどんな人達がやってんだろーなーと思っていた。

静岡県の菊川市のSTUD MUFFINPONY'S TOYもその1つで、
半ば憧れもありせっかく行く機会があっても、うまく喋れないものだった。
けど、PONY'S TOYのJUNさんはずっと連絡をくれていて、
そして、3月26日PONY'S TOYのAnniversaryで映像を流させてもらうことになった。

一緒に行ってくれるのは、光風さんHOMERUN SOUND
今回、この2人と行く意味がある。

50分くらいの映像を2本と光風さんのライブ。

僕と僕らが記録した、彼と彼らの映像。
ファインダーブルース

映像は2011年末peacenictoto君に、横浜nitehi worksさんで映像を流してもらった時のダイジェスト(BGM,kentarow)と、
当日流す予定の光風さんとのTOUR DVD"Hear After"のダイジェスト。






live act
光風 (Gt.&Vo) from GREEN MASSIVE a.k.a.山賊
野田昌志 "Mercy"(FiLm-Show)
MAR (Sond Selectot from HOMERUN SOUND)

OPEN19:00 / START21:00 / DOOR 2500円W1D. / FOOD 1-Plate 500円

PONY’STOY 13.ANNI PARTYは、映像クリエイターMercyのFiLm Showと光風のライブ
そしてHOMERUN SOUNDのMARがPONY'STOYを温めてくれる
映像×LIVE×音のSPECIAL PARTY”ファインダーブルース”を菊川で開催。

光風
ロックステディ、レゲエ、ブルース、ソウル、ファンクなど、あらゆるルーツミュージックを根ざし奏でる雑草ルーズ・グルーヴ。
悪しき権力、腐敗政治など現代社会を取り巻く闇に立ち向かい、歌を通して痛烈なメッセージを投げかける正真正銘のレベルミュージック。
2011年3月4日、エンジニアに内田直之氏(LITTLE TEMPO、OKI DUB AINU BAND他)を迎え、1st Album「民衆レベル」を完全自主流通にて発売。
日本全国津々浦々、多くの音楽好きの心を掴む。7月には“FUJI ROCK FESTIVAL ‘11”に初出演し、GYPSY AVALON STAGEの初日のトリを務めるなど
ライブパフォーマンスのクオリティはすでに国内屈指。2012年3月、内田直之氏と再びタッグを組み、2ndアルバムならぬ1.5枚目のアルバム+DVD
「報いの唄」をリリース。これまでの音楽性・ジャンルを遥かに超えるボーダーレスな作品を産み出す。
アジア・ヨーロッパなど世界規模での活動を目論みながら、今日も何処かで音楽を奏でる
http://greenmassive.com/

MAR from HOMERUNSOUND
本牧出身のレゲエサウンド兼イヴェントオーガナイザー。
ジャマイカンミュージックのバンドショウケース"Sweet Vibes Market" (@Thumbs Up)を軌道に乗せ、またベイホールでのイヴェント
"春の彩音" を4年続けて開催。"バンドのレゲエ" を横浜にプレゼンし、より身近なものに近づけた彼は、ダンスホールレゲエが活発な横浜で、
特異な存在としてリスペクトされている。バンドの幕間にRoots、DUB、Rock Steady、Skaを中心に、
人柄から溢れてくるような、フロアのヴァイブスを暖め「パーティを繋ぐ」スタイルは好評を得ており、
バンド主催のワンマンライブ、ツアーへの同行や絵描きとのライブペイントセッションでのDJ。
2011年、7/6にリリースされたコンピレーションアルバム「Pacific Roots」では、Sound Produceを担当する等
さらに他ジャンルとの交流も増え、活動領域を拡げている。
http://homerunsound.blogspot.com/

野田昌志 Masashi Noda
1978年福岡県出身。
大阪アンダーグラウンドモーターサイクルシーンに身を置きつつ、
西日本、アジア、ヨーロッパ、中南米を放浪。
雑誌の創刊に参加、勤務後、福岡で音楽を撮り始める。
世界を音楽からの視点で記録する。


Ryo Matsuoka (Collage) × F.I.B JOURNAL DUO+1 Session@MOSCOW Lounge

 MOVIE CAMERA/Radi-O-Graph  
                          野田 昌志



















松岡亮
Ryo Matsuoka

絵を描く。

刺繍や布のコラージュ作品なども発表。

何時からだったか子供の頃から描き続ける。
それが生活や旅に繋がり、人に繋がり瞬間や場所に繋がり、描き続ける事に繋がる。
繋がる中で絵やインスタレーション、壁画、刺繍の制作など、
solo exhibitionやlive paintなど国内外を問わず活動を続ける。

「彼は街の中の感覚や感情を見えるようにする人だ」(L'ECLAIREUR paris)

光風&GREEN MASSIVE 2nd ALBUM"報いの唄" TOUR DVD"Hear After"

 光風&GREEN MASSIVE 1stALBUM"民衆レベル"
この、夜の闇を漂う様なアルバムを映像にするとき、雰囲気だけで伝えることはできないかと思っていた。
持ったカメラはnikonのデジタル。YEAth、Radiと一緒に。
イメージしたのは乾いたロードムーヴィ。
ただ、日本は思った以上にWetだった。人も気候も。


2011年3月4日、愛知の知多半島に沈む夕陽の中演奏する彼らを撮影した。

3月5日、岐阜のカラフルなお店の椅子に座り、ギターを弾きながら出番を待つ人を撮影した。

3月6日、静岡の飲み屋が集まる街の上で、ルーズ・グルーヴに身体を揺らす人達を撮影した。

3月11日、14時46分、離陸前の飛行機の中にいた。アルコール臭い東京を人と車をかき分け中目黒に向かった。

3月12日、福岡の街は別の国の様だった。

3月16日、新百合ヶ丘で目撃し、配信した。街は暗く電車のダイヤはあって無いようなものだった。

3月19日、大阪の街で僕らは取り戻した。

3月20日、広島の街は雨だった。

3月21日、倉敷の瀟洒なホテルで僕らはツアーを終えた。

そして、2012年3月22日彼らの新しいアルバム「報いの唄」とTOUR DVD「Hear After」発売です。

僕らと彼らの50分。
あそこから。
ここから。









LIST:
1.偽善者
2.報いの唄
3.櫻
4.Summer Time
5.鬼灯
6.夕月夜
7.Yellow Moon

with DVD「Hear After」
PRICE:
2,300yen [without tax] : 2,415yen[including tax]



















2012年3月11日「HOPE」

3月11日、友人の家を出て東横線に乗り込むと、
朝、雲の多かった空には晴れ間が見えていた。 

暖かい家族と過ごしていたら、いつの間にか気持ちが楽になっている自分に気付く。 
気付かないうちにこの日を「撮る」ということに、気持ちが入り過ぎていたみたいだ。
電車に揺られて窓の外を見ながら、そんなことを思った。

13時に少し遅れてリハーサルに入る。
暖かく迎えられ撮り続けるうちに、明るい雰囲気ながらもshun-shunの口数が少なく、
千尋ちゃんもうつむきがちなのに気付く。
MAH君は普段通りで、それが柱になり、何か崩れそうなものを支えているように見えた。

そして僕は、今回千尋ちゃんがそこをどう乗り越えて、ライブに気持ちを持って行くのかを見てみたかった。 
その気持ちのまま感情にのせて歌うのか、それとも、それをただ忘れて歌うのか、
それとも、それを抱えて人に伝わる様に歌うのかを。 

15時過ぎに、リハーサルをしていたJACKCAFE BACEMENTから、会場のThumbs Upに向かう。 空を見上げれば、雲は無い。 春の空だった。

20時26分、ライブが始まる前準備をする人達のなかで、
千尋ちゃんはマイクスタンドを持ち、何かを思っている様だった。

そしてライブは20時27分に始まった。
千尋ちゃんがどんなライブをしたのか。
感じ方は人それぞれなのかも知れないが、この日みんな一緒のことを感じたと僕は思う。

そして少し長いけれど、映像と写真を見て感じて欲しい。
きっと僕と同じことを感じるだろうから。

CAMERA/
Radi-O-Graph
YEAth
野田昌志



 





















































SHONAN DROME@江の島OPPA-LA




























【CATUMA presents SHONAN DROME】

2011年2月25日(土)
OPPA-LA

■ライブ     JOUJOUKA
■DJ       DJ TSUYOSHI / FUNKY GONG / DAIJIRO (DIGITAL BLOCK)
■VJ       OVERHEADS
■システム    松本音響
■後援      WAON PRODUCTIONS / microAction / Garden Grove / DIGITAL BLOCK / 流壷 / MADSKIPPERS / PARADISE ALLEY BREAD & CO. / ZUM ZUM MART / SHIBUYA TADAOMI

TOUCH YOUR SOUL vol.21DCPRGアルバムジャケット公開制作 at GRASSROOTS yokohama

 横浜GrassRootsDRAGON76さんのライブペインティングを撮影。
3月21日に発売になる、菊地成孔さんが率いるバンドDCPRGのNew albumのジャケットの公開制作でした。
映像のBGMは同アルバムの楽曲です。

>>DCPRGジャケット完成はこちら。

SECOND REPORT FROM IRON MOUNTAIN USA

























『TOUCH YOUR SOUL vol.21』

2月15日(水)18:00〜 横浜GRASS ROOTS

Live painting : DRAGON76

2012年3月11日 PM13:23 千尋「HOPE」リハーサル

 15時過ぎまでリハーサルをJACK CAFE BASEMENTで行い、Thumbs upに向かう。
地下から外に出ると、春の空だった。










2012年3月11日 AM11:16

 写真のなかに、子供が2人いた。

HOPE 2012

 2011年の3月、僕は光風&GREENMASSIVEのリリースツアーを撮っていた。

ツアー2週目、羽田空港の離陸4分前の飛行機の中で被災して、飛行機は飛ばず、
翌日新幹線に乗り換え九州のツアーに合流した。

その後、「HOPE」の前身、「春の彩音」が中止になったとHOMERUN SOUNDから連絡をもらい、
それは3月26日27日2日間のHOPEになった。

HOMERUN SOUNDもインタビューで言っているように、
あの時期ライブをすることを不謹慎だという空気が確かにあり、その上一度中止になったイベントを、名前や場所を変えてやるHOMERUN SOUNDの心意気に答えたく、フラフラの頭と体で撮ったものは荒いけれど、貴重な記録になり僕の2011年の指針の一つになったと思う。

これを書いていて思うのは僕にとって、2012年のHOPEは3月11日のライブイベントというものではなく、2011年3月26日からずっと続いているもので再確認の場なのかもしれない。

RHYTHM
の支援、物資を届けるHOMERUN SOUND、4月13日岩手県公会堂のEL SKUNK DI YAWDIE
夏の児玉奈央&GREENMASSIVE、いくつかの結婚式、年末のKATUSI from EL SKUNK DI YAWDIE & EXTRAVAGANZAレコーディング、その間にある日常。
この一年間にあったものを撮って編集するなかで、何度もかみ砕いて、反芻してまたこの日を迎える。

出来ればここにある5つの映像を見て、3月11日のHOPEに来て欲しい。
もちろん見なくても楽しめるけど、これを見たうえで楽しんでもらえたら嬉しく思う。

だってPARTYやけんね。










mama!milk 春の三夜 第二夜 「時熟し、邂逅の夜」

震災の後の4月、薄暗い東京神田の街でカメラのレンズ越しに出会ったのが円城さんだった。

10月、海沿いの街の薄暗いBARでマスターが「こんなのが好きなんじゃない?」とかけてくれたのが、mama!milkさんのmeets madokiyamasakiだった。

「世の中が、失意の歌しか歌わないのならば、人生は不幸に思っただろう」

この映像と写真を見てもらって、あのBARにまた行こうと思う。

CAMERA/
サトエ
野田昌志


















2012年3月3日(土)

mama!milk 春の三夜 第二夜 「時熟し、邂逅の夜」
“The time is mellow for mature people”


[ 横浜 ] nitehi works

mama!milk
< Guest > 山崎円城 ( F.I.B journal )
< DJ > TOM